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ガイソー茨木店

ブログ

ラジカル塗料とは?①

2020.05.22
おはようございます。

ガイソー茨木店の山本です。


我々ガイソー茨木店ですが、
茨木市、高槻市、吹田市、摂津市、箕面市、豊能郡等の北摂エリアを中心に、
外壁塗装や屋根塗装などの塗る工事からサイディング等のカバー工法、屋根葺き替え工事、
その他、修復、修繕など外装リフォームのことならなんでもご依頼頂いております。
是非、お気軽にご相談くださいね。
0120-501-910

では本日は、「ラジカル」塗料についてご紹介させて頂きます。
外壁塗装を検討されているお客様で「調べていたらこういう塗料があるとネットで出てきた」と仰られるお客様もいらっしゃいますが、塗装業界の中でも少し誤った解釈をする人間もいます。
専門の業界にいる人間でも誤った解釈をしてしまうんですから、お客様にとってはより分かりにくい存在ですね。

なので今回は「ラジカル」塗料について少しご説明を致します。

まず塗料の基本的なお話からです。
塗料は主に4つの成分から構成されています。


①:顔料
顔料は、それ自体が色を持つ粉末固体で主に塗料の色彩などを形づくる成分です。
顔料そのものが私たちの目に塗膜として見えています。

②:樹脂
塗料の主成分である顔料だけでは塗膜として機能せず、樹脂は顔料を膜として強固に密着させる働きを持ちます。
樹脂の種類によって耐久性や性能も決まります。

③:溶剤
シンナーや水など、樹脂を溶かしたり、薄めたりするための透明な液体のことです。
塗料を適正な粘土に調整したり、塗面の仕上がりを良くするために使用します。

④:添加物
防藻、防カビ、低汚染、抗菌など、塗料の機能を向上させる補助薬品です。
塗装の目的とする機能や用途に応じて、必要な添加物を少量だけ混ぜ合わせます。


この成分の配分量の違いで価格、耐久性が変化することになりますが、一般的に
樹脂が多い塗料ほど高価になり、その分耐久性も高くなる
となります。
その「樹脂」というのもただ単に同じ「樹脂」の量で価格、耐久性が変動するというのではなく、樹脂ににも種類があります。

これがよく塗料を比較される際に出てくる言葉ですね。
アクリル樹脂系⇒ウレタン樹脂系⇒シリコン自死刑⇒フッ素樹脂系⇒無機系
という順番で耐候性(耐久性)が向上し、比例して値段も高くなります。

少し話が脱線しますが細として、最後の「無機系塗料」だけ「樹脂」という単語が入っていないのは脱字では無くそれは「無機」という成分に意味があります。
まず「無機系塗料」の無機とは、有機物・無機物の「無機」です。
中学高校の化学で習いましたね。ほぼ覚えてませんが。(笑)
有機・無機の「機」は炭素のことで、
有機・・・炭素を含む
無機・・・炭素を含まない
となります。
そんなこと言われてもだからなんなんだ、となりますよね。

簡単に言うと、
有機物は人間や生命体が作り出すことの出来るもののこと
無機物は人間は作ろうと思えば作れるけど、基本的には生命が作り出すものでは無い自然界のもののこと
という意味です。

世の中にあるほとんどのものが有機物で、感覚的な言い方をすると「温かみのあるもの」です。
無機物は逆なので「温かみの感じられないもの」というイメージですね。
水とか金属とか鉱物とかが無機物です。

で、話を戻すと「無機系」としているのは「無機」だけで塗料には出来なくて、有機物である「樹脂」と混ぜ合わせることで初めて塗料になります。
なのでガイソーの無機塗料も
無機Fと無機Siがありますが、
無機F=無機フッ素=無機+フッ素系樹脂
無機Si=無機シリコン=無機+シリコン系樹脂
と有機物である樹脂と組み合わせて「無機塗料」となります。

ここまでで塗料についてはなんとなくご理解頂けたでしょうか?
そして本題に話を戻しますが、「塗装業界の人間でも誤った解釈をしている人間がいる」というのは

この
アクリル樹脂系⇒ウレタン樹脂系⇒シリコン自死刑⇒フッ素樹脂系⇒無機系
のどこかに「ラジカル樹脂系」というものが入ったと思っている人がいます。

というのも「ラジカル」塗料というのが世に出てきたのは2012年からで、まだまだ新しい塗料だからなんですね。

本日はここまでにさせて頂きます!
次回はいよいよ「ラジカル」塗料についてご説明致しますね!



茨木市、高槻市、吹田市、摂津市、箕面市、豊能郡などの北摂エリアで、
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是非、外装リフォーム専門店のガイソー茨木店へご連絡ください!

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