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コンクリート瓦(モニエル瓦)の塗装は注意が必要

2025.01.24 山本 晃広
早速ですがこちらの屋根材。
なんという屋根材か分かりますでしょうか?



正解はコンクリート瓦(乾式コンクリート)ですね。モニエル瓦ともいわれます。

セメント量が少ない固練りのモルタルをロールで押し出し・パレット成型して製造された屋根材です。
モニエル瓦とも呼ばれますね。
元々オーストラリアにあったモニエル社と日本の会社が共同開発をして、日本では1973年からライセンス生産されていた屋根材です。
日本の大手ハウスメーカーなどでも新築時によく採用されていた屋根材なので、「自分の家もこれかも」という方も多いのでは無いのでしょうか?

モニエル瓦はこの写真のように表面の塗膜が劣化してくると特に藻・苔・カビ汚れが表面に出てくるという特徴があります。
形状の似ているプレスセメント瓦は基材も同じセメントですが、少し汚れの出方が違いますね。
実は理由があります。



コンクリート瓦は乾燥前に基材に顔料とセメントを水状に溶かして含浸させる着色層のため、塗膜層が厚いのが特徴です。
これが劣化していくと基材上に粉状や浮いた塗膜状に残ってしまいます。
この層をスラリー層といいます。
これを除去せずに塗装してしまうと、リフティングや塗膜剥離を引き起こします。
これがコンクリート瓦の難しいところです。

対応方法としては2つあり、
①しっかりとスラリー層を洗浄で除去する
②スラリー対応の下塗り塗料を塗布し、下地処理をしっかり行う

この2点は最低限必要です。

何も考えずに通常の屋根用下塗り塗料を塗布してしまった場合は1年足らずで塗膜が剥がれるなんて話も聞きます。

屋根や外壁はどんな場合でも同じ塗料で良いという訳ではなく、しっかりと下地に応じた塗料の選定が必要です。
「自分の家の屋根材が何か分からない!」という方はお気軽にお問い合わせ下さい。
現地調査、御見積は無料です!


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