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外壁塗装は10年に1度必要?プロがおすすめの期間と見分け方を解説します

2024.02.01
10年に1度は必要と言われる外壁塗装。一般的な一戸建てでも100万〜150万円ほどの費用がかかるので、そう頻繁になんどもできないですよね。この記事では、外壁塗装はどのくらいの期間で行うべきなのか、10年に1度で早すぎないのかをプロの目線で解説していきます。外壁塗装工事をしなければならないのか不安に思っている方は、参考にしてみてください。


わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

外壁塗装は10年に1度必要なのか?

外壁塗装は本当に10年に1度も必要なのでしょうか。プロ目線で、外壁塗装の理想の期間を解説します。

結論:メンテナンスのために必要

結論から言うと、メンテナンスのために10年に1度は外壁塗装工事をしておくことがおすすめです。外壁は日々日光や風にさらされることで少しずつ劣化しており、いくら綺麗に保っていても10〜15年に1度はメンテナンスが必要になります。
日々の劣化によって多くの外壁では新築から10年、もしくは前回の外壁塗装から10年経過したタイミングくらいで劣化症状が目につくようになります。また、外壁塗料材の耐用年数が10年ほどであることが多く、10年を超えると色褪せたりひび割れが発生したりすることがあります。そのため、10年に1度のタイミングで外壁塗装工事の相談をしておくことは大切になります。

なお、新築の場合でも2度目以降の外壁塗装の場合でも、10年に1度は外壁塗装のメンテナンスをしておくことがおすすめです。特に新築の場合は、最初の施工によって後々のご自宅の寿命の持ちが大きくわかるので、少し早いくらいで早めにメンテナンスしておくようにしましょう。

なぜ外壁塗装工事は必要なのか

そもそも、外壁塗装はなぜ必要なのでしょうか。それは大きく分けて以下の4つの理由に分けられます。

・景観を守るため
・劣化を遅らせるため
・快適な住まいを守るため
・住まいの資産価値を守るため

外壁は日々、雨や風、日光の影響を受けて劣化しています。その結果、塗料が劣化して色褪せしたりはげたりするため、自宅の見栄えが悪くなってしまいます。
また見栄えだけでなく、ひび割れや浮き・剥がれなどが起こることで家屋の構造部分まで劣化が早くなってしまい、家の劣化が早まってしまうことにも繋がります。また場合によっては、雨漏りやひび割れで風の通り道ができてしまい、住みづらくなってしまうこともあるでしょう。その結果、想定していた年数よりも早いタイミングで資産価値が落ちてしまうことにも繋がります。
そのため外壁塗装工事を定期的に行い、自宅をメンテナンスしておくことが大切になります。

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塗料ごとに外壁塗装の目安は異なる

外壁塗装工事はおおよそ10年に1度のペースで必要になりますが、塗料によっては10年以上持つものもあります。ここでは、塗料ごとに外壁塗装をすべき期間の目安を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

種類 耐用年数 平米単価
アクリル塗料 3〜6年 1000〜1300円
ウレタン塗料 7〜10年 1200〜1900円
シリコン塗料 8〜12年 1800〜2000円
ラジカル塗料 13〜16年 2500〜3400円
フッ素塗料 15〜20年 3000〜4500円
無機塗料 17〜22年 4000〜5500円

基本的に、耐用年数が長くなるほど耐久性は上がり、費用は高くなります。ただ、耐久性の高い塗料の方がカビや色褪せなどの劣化を事前に防ぐことができるため、結果的に長い目で見て費用を安く抑えることができる場合もあります。今ご自宅の外壁で使われている外壁材によって使える塗料も異なりますので、ぜひ一度建物診断をしてもらってどの塗料を使えるのか確認してみることがお勧めです。

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外壁塗装が必要な症状の目安

続いて、外壁塗装が必要になる症状の目安を紹介します。おおよそ10年に1度外壁塗装工事は必要になりますが、時期を問わず以下のような症状が見られるときは早めに塗装の検討をしておくようにしましょう。

チョーキング


チョーキングとは「白亜化現象」とも呼ばれ、外壁や屋根を触った時に白い粉が手についてしまう状態のことを指します。これは、外壁の塗膜が劣化した結果、塗膜の素材の合成樹脂が分解されて浮き出てしまい、手についているのです。チョーキングが起きているということは、塗装が劣化しているため、外壁の浮きやはがれ、コカやカビの発生につながってしまいます。はやめに外壁塗装のし直しを相談するようにしましょう。

外壁の色褪せ


日々日光や雨に当たっている外壁は、少しずつ塗膜が汚れて色が褪せてきます。外壁や屋根全体が少しくすんだ色になってしまい、見栄えが悪くなってしまうだけでなく、防水・耐熱機能まで低下してしまいます。
また、今は色褪せているだけだとしても、その色褪せ部分から劣化して穴あき・はがれなどに繋がってしまうこともありますので、早めに外壁塗装をし直す必要があります。

外壁の浮き・剥がれ


外壁の一部が浮いていたり、剥がれている場合は外壁の補修と塗装のし直しが必要になります。湿気などの劣化により外壁が歪み、内部に空洞ができて浮いたり剥がれたりしているために発生します。このまま放置すると、浮きや剥がれている部分から水が入り込んで浸水したり、空気が入り込んで隙間風の原因になったりする可能性があるため、早めに業者に相談して塗装のし直しをするようにしましょう。

コケやカビ・藻の発生


外壁や屋根の広範囲にコケやカビ、藻が発生している場合も修繕を依頼しましょう。一部分だけだと水洗い・拭き掃除で除去できますが、大部分に及んでいる場合は根本修繕が必要になる可能性もあるので、早めに業者に相談しておくことがおすすめです。
そもそもコケやカビは、雨で湿度が高くなった際、外壁の断熱材などが湿ってしまっているとうまく外壁が乾き切らず、発生しやすくなります。つまり、外壁が劣化して断熱材などに影響を及ぼしてしまっている可能性があります。

幅0.3mm以上のヒビ


外壁や屋根に幅0.3mm以上のヒビが入っている場合は、塗装の内側や基礎部分にまで劣化が及んでいる可能性があるため、外壁塗装が必要になります。一概にひび割れと言ってもヘアークラックや構造クラックなど、さまざまなひび割れの種類がありますが、基本的に外壁の劣化が原因であるため、悪化させないためにも早めに修理する必要があります。

外壁の変形・割れ


外壁のヒビや浮きといった劣化を放置していると、一部分が変形したり割れたりしてしまうことがあります。変形・割れを起こしている部分から浸水や風が吹き込んだり、シロアリが入り込んで家の構造部分にまで劣化が侵食してしまう可能性があるため、早めに外壁塗装の修繕が必要になります。なお、変形や割れが起きている場合は塗装だけでなく外壁の張り替えや修繕も必要になることが多いのであらかじめ注意しておきましょう。


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外壁塗装工事をできるだけ引き伸ばす方法

外壁塗装は決して費用が安くないため、そう何度もしたくないというのが本音ではないでしょうか。ここでは、外壁をきれいな状態に保って劣化を防ぎ、塗装工事をできるだけ引き伸ばす方法を紹介しますので、ぜひ試してみてください。

定期的なメンテナンスをしておく

10年に1度と言わず、定期的にメンテナンスの相談をしておくことで外壁塗装の工事タイミングを引き延ばすことが可能です。外壁は日々劣化し、小さなヒビやチョーキングの割れなど少しずつ気づかない劣化が現れてきます。それを放置し続けると、大きなヒビや色褪せなどの劣化につながってしまうため、小さな劣化の芽を早めに積んでおくために、定期的にメンテナンスをして修繕しておくことがポイントです。
数年に1回程度業者に相談し劣化症状を修繕しておくことで、大きな劣化を事前に防ぐことができるため、結果として修繕にかかる費用を抑えることができます。

耐用年数の長い塗料を選ぶ

外壁塗装工事をする際に、耐用年数の長い塗料を選ぶというのも1つの手です。例えば、フッ素塗料だと耐用年数は15年〜20年、無機塗料だと耐用年数は17〜22年なので、一般的な耐用年数である10年を超えて外壁塗装を維持し続けることができます。また、防水性や防カビ性の成分を含んだ塗料を選ぶことで、劣化の原因になる湿気やカビを防ぐことも可能になります。こういった耐用年数の長い塗料や防水性・防カビ性を含んだ塗料は少し値段が高くなりますが、その分耐久性は高く工事回数は少なく済むため、長い目で見て結果的に工事費用を安く抑えることができます。

外壁周囲を風通しの良い状態にしておく

家の外壁の周囲を風通しの良い状態にしておくことで、少しでも外壁材の寿命を伸ばすことが可能です。外壁の劣化は風通しの悪い部分や日当たりの悪い部分から先んじて進んでしまいます。外壁の湿気がうまく乾燥せず、カビや藻の繁殖源となってしまうことにもつながります。そのため、外壁の周囲はできるだけ風通しの良い状態にしておくために、周囲に物を置くのをやめたり木を手入れしておいたりしておくことが大切になります。

余裕があれば高圧洗浄で定期的に清掃する

余裕があれば、高圧洗浄機で家の外壁を定期的に洗浄しておくというのも1つの手です。外壁は砂や埃、花粉などの影響で日々悪化してしまうため、定期的に綺麗にしておくことは重要です。業者が外壁を清掃する際にもまず高圧洗浄で清掃をした上で外壁塗装を行うため、余裕があれば機材を揃えた上で、半年に1度くらいのペースで清掃をしておくことをお勧めします。

わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

まとめ

この記事では、10年で外壁塗装をするのは妥当なのか、どのくらいの期間で外壁塗装工事をすべきなのかについて解説してきました。外壁塗装の状態を良く保つために10年に1度は外壁塗装のメンテナンスが必要になります。ガイソーでは、塗り替えが必要かどうか判断するための建物診断からおこなっていますので、工事が必要か不安な方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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